無感情論

感情なんかあっても損をするだけだと思う。感情があると日常の大したことないことでイチイチ傷ついたり落ち込んだりする。

こんなにバカバカしいことがあるだろうか。

そう、感情さえなければ、人間は落ち込んだり悲しんだりすることもない。感情は無くすべきである。

 

…と言えばそれまでだが、感情を消し去るということは悲しみ・苦しみなどの感情だけでなく、喜びや楽しみの感情も消える事になる。全ての感情が無くなった時、何も考えない、濃淡のない生活を送ることになる。

つまり、メリハリのない極限につまらない生活ということだ。いや、感情が無いのだから「つまらない」とも感じないだろう。

これでは生きている意味も価値もない。

人間は色々な感情がからみ合ってこそ、その中から生きている喜びや意味を見出すのである。

だからたとえ苦しい事や嫌なことがあっても、その中から良さや、嫌な事から何かを学び得るべきなのである。

 

 

どうしても落ち込んで立ち直れないときは 宇宙論 を読んでくれ。